空気非接触環境での受託分析サービス
粉末X線回折測定
(XRD:Powder X-Ray Diffraction)
物質にX線を入射し,物質からの回折線を検出し,その回折パターンより物質を同定する事ができます。
弊社では,特殊ガス雰囲気(空気非接触)での測定が可能です。
熱重量・示差熱・昇温脱離質量数分析装置
(TG-DTA-MASS:Thermogravimetry-Differential Thermal Analysis-Mass Spectroscopy
)
熱重量分析装置では試料を昇温し,重量変化を連続的に測定できます。また、示差熱分析が組み合わされており,重量変化が発熱・吸熱どちらの反応によるものか判別できます。試料を昇温する事により放出されたガスは質量数別に検出され,温度-時間に対するガスの放出スペクトルより分析を行う事ができます。
弊社では,特殊ガス雰囲気(空気非接触)での測定が可能です。
高圧示差走査熱量測定
(hpDSC:High-Pressure Differential Scanning Calorimetry)
標準物質と試料を同時に加熱し熱量の差を計測する事で,融点やガラス転位点等を測定する事ができます。
弊社では,不活性高圧ガス雰囲気,又は真空下での測定が可能です。
フーリエ変換赤外分光分析
(FT-IR:Fourier Transform Infrared Spectroscopy )
試料に赤外領域の光を照射し,吸収された光の強度スペクトルから物質を同定したり,構造についての情報を得ることができます。
弊社では,特殊ガス雰囲気,又は温度制御下での測定が可能です。
圧力−組成等温線測定
(PCT:Pressure-Composition-Temperature apparatus )
圧力を変化させて平衡圧を測定する事ができます。この測定により,水素吸蔵特性等を評価する事ができます。
弊社では,-253℃~300℃までの,超低温から高温までの広範囲な温度での測定が可能です。
ガスクロマトグラフ分析
(GC:Gas Chromatography)
多成分系混合ガスをキャリアガスと共にカラムに通し,分離して検出することで定性・定量分析を行うことができます。各成分はカラムとの吸着性,溶解性,化学結合力の違いなどにより分離され,熱伝導度の変化として検出できます。
走査電子顕微鏡 ー エネルギー分散型X線分析
(SEM-EDX:Scanning Electron Microscope − Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)
物質の微細領域を観察できます。(最大倍率約10万倍)
エネルギー分散型X線分析器を搭載しており,元素分析も可能です。
弊社では,空気非接触環境での観察が可能です。
電池材料評価
充放電特性評価
定電流/定電圧測定を行い,試料のキャパシタ特性,Liイオン電池の負極特性などを測定する事ができます。
燃料電池特性評価
燃料電池セルの,出力特性,出力変動特性,変換効率などを測定する事ができます。